一般財団法人環境イノベーション情報機構
三協立山、製品が「エネマネハウス2015」に出展する芝浦工業大と山口大に採用
【エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2015.10.20 【情報源】環境省/2015.10.16 発表
三協立山の製品が、大学生による将来の家のモデルハウス建築・展示イベント「エネマネハウス2015」に出展する芝浦工業大学と山口大学の作品に採用された。芝浦工大は三協立山のサッシ、山口大は同通風システムを使い、年間のエネルギー消費量が創出エネルギーとほぼ同じになるネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)を作った。芝浦工大は「継(つぎ)の住処(すみか)」−母からひろがる多世代ZEH−と題した集合住宅を出展した。採光面積を拡大するとともに立体的な通風環境を可能にして省エネを図る。三協立山の「ハイスペックサッシ『アルジオ』」を使用した。アルジオはアルミと樹脂の利点を生かし、独自の構造と技術で高い断熱性と耐久性を実現した。
山口大は「やまぐちさんの風の家」−地域資源を集めてつくる地域型ZEHモデルの提案−で、三協立山の「スマート通風システム(自動開閉窓)」と「ダイナミックインシュレーション(DI)窓」を採り入れた。通風システムは、室内外の環境条件に応じて窓の自動開閉とエアコン運転を連携して制御し、DI窓は窓からの熱損失を回収する。
エネマネハウス2015は、横浜市西区のみなとみらい地区57街区で10月17〜20日と10月30日〜11月1日に開かれる。企業と大学が連携し、学生が考える将来の家をテーマに「エネルギー」「ライフ」「アジア」の3つのコンセプトでZEHのモデルハウスを出展する。今回は芝浦工大、山口大と立命館大学、早稲田大学、関東学院大学が参加した。【三協立山(株)】