一般財団法人環境イノベーション情報機構
平成13年度末の全国の汚水処理施設整備人口、9,326万人に
【水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2002.08.21 【情報源】農林水産省/2002.08.21 発表
農林水産省、国土交通省、環境省の3省は、平成13年度末の全国の汚水処理施設整備状況を取りまとめた。このデータは、下水道、農業集落排水施設等、合併処理浄化槽、コミュニティ・プラントなどの汚水処理施設の整備状況を、人口で表した指標を用いて表わしているもので、平成8年度末の状況から公表されている。
平成13年度末の全国の汚水処理施設整備人口は、平成12年度末から308万人増加し、9,326万人となった。これを総人口に対する割合でみた整備率は73.7%となり、平成12年度末の71.4%より、やや上昇した。
ただし、大都市と中小市町村の汚水処理施設整備状況は、依然として大きな格差があり、人口5万人未満の市町村での整備率は49.4%にすぎない状況である。
なお整備人口を処理施設別に見ると、下水道によるものは8,032人、農業集落排水施設によるものは290万人、合併処理浄化槽によるものは965万人、コミュニティ・プラントによるものは40万人であった。【農林水産省、国土交通省、環境省】