一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、雨水管理の革新的手法に関する学生コンテストを開催

大気環境】 【掲載日】2015.09.16 【情報源】アメリカ/2015.09.01 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、2015年「キャンパス・レインワークス・チャレンジ」を開始すると発表した。これは、大学生・大学院生が雨水汚染の軽減、気候変動への回復力強化のための革新的な雨水管理手法(グリーンインフラ)の設計を競う年1回のコンテストで、今年はその4回目。2012年の開始以来、350超の学生チームの参加を得て、グリーンインフラへの意識向上や学際的協力の育成を行っている。大量の雨水が河川に流入すると、水質が汚濁して人の健康や環境を脅かし、下流では洪水要因にもなる。屋上緑化等のグリーンインフラ手法は、雨水の降水地点での処理等で河川汚濁を減少させ、経済活動の促進、気候変動の影響への回復力構築にも役立つという。参加学生チームは指導教官のもと、キャンパス向けのグリーンインフラ・プロジェクトを提出し、雨水管理の有効性を実証する。1位入賞チームには賞金2000ドルが、その教官には研究・教育用として賞金3000ドルが授与される。参加登録は9月1日~30日、提出物の期限は12月18日。受賞者発表は2016年4月22日。【アメリカ環境保護庁】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース