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環境ニュース[国内]

化審法に基づく化学物質分配係数(1−オクタノール/水)測定方法改正案に対する意見募集を開始

健康・化学物質 その他(健康・化学物質)】 【掲載日】2002.08.19 【情報源】環境省/2002.08.19 発表

 環境省、経済産業省、厚生労働省は「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律化審法)」に基づく新規化学物質審査の際に使用する化学物質の分配係数(1−オクタノール/水)の測定方法とその結果の取扱いについての改正案を作成し、この改正案に対する意見募集を平成14年9月18日まで実施することにした。
 今回の改正は、経済協力開発機構(OECD)のテストガイドライン107「分配係数(n−オクタノール/水):フラスコ振とう法」が1995年に改正され、イオン性物質に関しても分配係数測定法が明確化されたことや、イオン性物質の魚介類の体内における濃縮性に関する知見の集積が進められたことを踏まえたもの。これまで対象となっていなかった、水可溶性で水中で解離または会合し、界面活性を有さない有機金属化合物を除く新規化学物質についても、1−オクタノールと水との間の分配係数を、魚介類の体内における濃縮度判定のための知見として取り扱うこととしている。
 なお、水に可溶で水中で解離も会合もせず、界面活性を有しない物質については昭和62年3月24日付けの厚生省薬務局長・通商産業省基礎産業局長連名通知「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律の運用について」で、1−オクタノールと水との間の分配係数を魚介類の体内における濃縮度を判定するための知見として取り扱うこととされている。【環境省】

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