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環境ニュース[国内]

トリナ・ソーラー、住宅用高効率小型太陽電池モジュールを日本市場向けに発売

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.09.08 【情報源】企業/2015.09.02 発表

 太陽電池モジュール・ソリューション・サービス大手の中国トリナ・ソーラーは、住宅用の高効率単結晶小型太陽電池モジュール「SPACEMAX(スペースマックス)」を日本市場向けに発売する。欧米に比べて設置スペースが限られる日本の屋根のために開発した。軽量で荷重負担を軽減するとともに作業を容易にして取り付け費用を抑える。
 スペースマックスは、60枚の太陽電池セルで構成する太陽電池モジュールが中心のトリナ・ソーラーでは初のセル48枚で構成される小型モジュールだ。モジュール1枚のサイズは縦横1332mm、992mm、重さ11.8kgと小型で軽量にした。公称最大出力は230Wでセル変換効率は17.4%に上る。太陽光が弱い状況でも高い発電性能を発揮する特長も備える。
 2014年にセルの変換効率で世界記録を達成した技術を採用し、多くの出力と高い発電効率を実現した。加えて、太陽電池セル表面に走る電流の通り道「バスバー」を5本にしている。一般的な4本から5本に増やしてバスバーの間隔を狭くすることで多くの電力が得られ、曇りや朝、夕方など日射量が少ない条件下で効果がある。
 トリナ・ソーラーは世界で展開しているが、スペースマックスは日本だけの販売で、スペースの有効活用による屋根面積の無駄の解消をアピールする。トリナ・ソーラーの2014年のモジュール出荷量は3.66GW(3660MW=366万kW)で世界トップだった。日本では100%出資の日本法人、トリナ・ソーラー・ジャパンが事業を行っている。【トリナ・ソーラー・ジャパン(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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