地球環境から身近な生活環境まで保全・改善策を展開へ　平成１５年度国土交通省重点施策　

【環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2002.08.14 【情報源】国土交通省／2002.08.08 発表

　平成１４年８月８日、国土交通省は同省が平成１５年度に重点を置いて取り組む施策の内容を公表した。
　重点課題としてあげられているのは（１）公共事業改革、交通政策改革を柱とする国土交通行政の改革と（２）「都市再生」「観光振興と地域活性化」「経済活性化」「領海警備国際協調下での交通保安強化」の４つの課題への対応。
　なお４つの課題に対応して実施すべき施策の方向性としては、（１）快適な生活空間や交通の利便性向上を通じた豊かな生活の実現、（２）民間主導の経済基盤強化、（３）高度な安全保障防災の推進、（４）地球環境から身近な生活環境までの保全創造、（５）魅力と活力にあふれた自立的な地域づくり−−の５点があげられているが、このうち、「地球環境から身近な生活環境までの保全創造」について具体的には、（一）建設リサイクル法の適正な運用などの循環型社会の構築、（二）低公害車の開発・普及などの地球環境保全、（三）自然環境の保全再生、（四）ヒートアイランド対策や道路交通環境対策などの生活環境保全・改善−−に取り組むとしている。【国土交通省】