一般財団法人環境イノベーション情報機構
水生生物による平成13年度全国河川水質判定結果 「きれいな水」が全体の62%占める
【水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2002.08.12 【情報源】国土交通省/2002.08.09 発表
国土交通省と環境省が、一般の人々に参加を呼びかけ実施した平成13年度の全国水生生物生息状況調査結果が公表された。今回の調査の参加者は87,450人。過去最高だった平成12年度の88,690人と同程度だった。また、調査地点は5,520か所にのぼった。この水生生物調査は国土交通省と環境省が昭和59年度から実施しているもの。河川に生息する水生生物30種を指標生物とし、参加者は任意の地点でその生物がいるかどうかを調べ水質を判定している。
今回の調査の結果では、「きれいな水」が全体の62%、「少しきたない水」が21%、「きたない水」14%、「大変きたない水」4%となり、おおむね平成12年度までの調査結果と一致していた。【国土交通省】