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環境ニュース[国内]

日立パワーソリューションズ、タイに小規模発電事業者向けの新会社を設立

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2015.07.09 【情報源】企業/2015.07.07 発表

 日立パワーソリューションズは、タイに小規模発電事業者向けの保守サービス・コンサルティングの新会社を6月30日に設立した。7月2日に開所式を開いた。同社は日立グループで社会インフラ関連システム開発とサービス提供を手掛けている。プラントエンジニアリングを手掛ける三興(東京・品川区)のグループ会社で計測制御サービスの三興コントロールなどと共同出資した。
 新会社「サンテック・パワー・ソリューションズ」は、首都のバンコクに設置された。発電プラント、工場の電気・計装・制御の設備点検や更新設備の販売、アフターサービス、省エネソリューション、コンサルティング業務を展開する。出資比率は日立パワーソリューションズが40%、三興コントロールが9%、同社タイ現地法人のSISが51%となる。
 タイは電力の自由化が進み、今後、小規模な発電事業者の増加が予想される。併せて、同国に進出した日系企業による自家発電設備の導入や売電事業への参入も見込まれる。首都圏外では分散電源整備のニーズが大きく、再生可能エネルギーや省エネへの関心が高まっていて、中小規模の発電設備への投資が多数計画されている。
 新会社は、日立パワーソリューションズの発電プラントや生産設備の長期保守ノウハウと、 三興グループの計装・電気・配管などのエンジニアリング実績といった強みを融合させる。タイと周辺の小規模発電事業者や産業用の自家発電設備保有企業向けに保守サービスを実施するとともに、省エネ関連設備導入のコンサルティングも行う。【(株)日立パワーソリューションズ】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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