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環境ニュース[国内]

太平洋セメント土佐工場発電所3号発電設備のアセス準備書 環境大臣が意見を提出

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2002.08.09 【情報源】環境省/2002.08.09 発表

 環境省は、平成14年6月28日付けで経済産業大臣より環境保全の見地から意見を求められていた、高知県高知市の太平洋セメント(株)土佐工場発電所の3号発電設備建設計画に関わる環境影響評価準備書について、環境大臣意見をまとめ、平成14年8月9日付けで経済産業大臣に対し提出した。
 3号発電設備は出力16.7万kWの石炭火力発電所で2005年に四国電力への電力供給開始に向け、建設準備が進んでいる。
 今回提出された環境大臣意見は、(1)環境影響評価準備書の記載が環境基準との整合性の検討が中心としているが、環境影響評価法が求めている環境影響回避についての事業者の見解をわかりやすく記載する必要がある、(2)高効率脱硝装置を採用できないボイラー形式のため排出ガス中の窒素酸化物排出濃度が高く、今後更に窒素酸化物対策を講じる必要がある、(3)他の燃料と比較して単位発電量あたりの二酸化炭素排出量が多い石炭を使用することとなっているが、バイオマス木くず)や廃棄物の燃料としての利用を検討することが必要−−などの指摘を行っている。【環境省】

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