一般財団法人環境イノベーション情報機構
中国産スナップエンドウから残留基準値を超えるシペルメトリンを検出
【健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2002.08.09 【情報源】農林水産省/2002.08.08 発表
独立行政法人農林水産消費技術センターが分析を行っている輸入野菜の買い上げ検査の中で、中国産スナップエンドウから、残留残留基準値を超えるシペルメトリン(殺虫剤)が検出された。残留が見つかったのは平成14年7月30日に埼玉県さいたま市の小売店で購入されたスナップエンドウで、さいたま市内の小売店が東京都内の市場から7月26日に仕入れたものだった。
未成熟エンドウのシペルメトリンの残留基準値は0.05ppmであるが、今回の事例では0.07ppmが検出されていた。農林水産省は平成14年8月8日現在、関係する流通業者を通じて同時に輸入された野菜の流通在庫を確認しているが、既に販売済みの可能性が高いという。【農林水産省】