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環境ニュース[国内]

日立パワーソリューションズ、複数発電設備の状況一元管理・表示システム発売

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2015.06.22 【情報源】企業/2015.06.17 発表

 日立製作所グループでエネルギー・産業インフラ技術・製品の日立パワーソリューションズは、風力、太陽光、自家発電など複数の発電設備や産業機器の稼働状況を一元管理し、目的に合わせて最適に表示するシステムを6月17日に発売した。経営層や設備管理者、保守作業者などが業務で必要な情報を示し、迅速な意思決定や作業を可能にする。
 日立が開発した情報一元管理技術を活用した。この技術は異なる設備や機器のデータが同じ通信経路で共有できる。設備や機器などを管理するシステムからの全てのデータに識別子を付与し、システムの構造に合わせて体系的に整理する。各識別子の関係を1つの大きなシステムの階層構造に再定義することで、データの一元管理を実現している。
 発売したシステムは、風力、太陽光、自家発電、産業機器など違う種類の設備や異なるメーカー製機器が一元管理でき、設備や機器の最新データを自動的に更新してリアルタイムで表示する。各種の情報分析機能と天気、地図などインターネットで入手可能な外部情報を組み合わせて図表で示す。ウェブ技術によってさまざまな機器で利用できる。
 データとともに図表をコンポーネントにすることで、使用者ごとに画面を変更して最適な情報を示す。経営層には設備の状況や経営・収支状況など全体の情報、設備管理者には管理区分ごとの稼動情報や関連情報、保守作業者には設備の運用状態や障害などを表示する。日立パワーソリューションズは表示項目の整理からシステム構築まで請け負う。【(株)日立パワーソリューションズ】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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