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環境ニュース[国内]

平成12年に撤去された駅周辺の放置自転車は約260万9,000台 うち約111万2,000台が廃棄処分に

ごみ・リサイクル ごみ処理】 【掲載日】2002.08.06 【情報源】内閣府/2002.08.05 発表

 内閣府は、平成13年10〜11月にかけて796市区町村で実施した駅周辺の放置自転車の実態調査結果をまとめ、公表した。
 この調査は東京、名古屋、大阪の3大都市圏周辺の町村と各都道府県の市、東京都特別区を対象に、鉄道の駅から約500メートルの範囲内で1日あたりの放置自転車の状況を調査したもの。
 公表内容によると、796市区町村の駅周辺で放置された自転車放置の総台数は54万1,157台。平成11年に実施した前回調査の56万2,643台と比較すると、2万1,486台減少していた。
 なおこのうち、全国で最も放置自転車が多かったのは福岡県福岡市・天神駅周辺の4,530台。千葉県浦安市の新浦安駅周辺の3,710台、東京都大田区・蒲田駅周辺の3,280台がこれに続いている。
 また平成12年に市区町村により撤去された駅周辺の放置自転車の数は約260万9,000台で、こちらは平成10年の撤去台数259万1,000台より約1万8,000台増加している。放置自転車減少にもかかわらず撤去台数が増加していることについて、内閣府では、「撤去台数の増加は自治体が撤去活動に力を入れるようになったため。また自治体の撤去活動強化は放置自転車減少にもつながっているのでは」とみている。
 なお撤去の後、12年中に持ち主に返還された自転車は総撤去台数の約53%にあたる約138万3,000台。一方、総撤去台数の42.6%にあたる約111万2,000台が廃棄処分されている。【内閣府】

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