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環境ニュース[国内]

「森の“聞き書き甲子園”」に参加する高校生100人を決定

環境学習 こどもの環境学習】 【掲載日】2002.08.05 【情報源】林野庁/2002.08.05 発表

 文部科学省と林野庁は平成14年8月5日までに、両省庁が共同で実施する環境教育プログラム「森の“聞き書き甲子園”」に参加する高校生100人を決定した。
 「森の“聞き書き甲子園”」は、高校生が、伝統的な技術・知恵の伝承者を取材し、取材内容をレポートとしてまとめるという米国の教育プログラム「FOXFIRE BOOK」の手法をモデルとして実施されるもので、日本の高校生100人に樵(きこり)、筏(いかだ)師、樽職人など、森林にかかわる技術の名手・名人を現地取材してもらい、日本の山村で受け継がれてきた森林の知恵や技、山村の暮らし、名人の人となりなどをレポートしてもらう。プログラム全体を通じて、森林保全意識を育てること、山村地域の生活様式・文化・伝統・技能の記録・継承を目指している。
 今回参加が決定した高校生は男子45人、女子55人。地域別では関東地方在住者(20人)が最も多い。
 なお文部科学省と林野庁は平成14年8月26日から28日の3日間、東京の日本科学未来館、日本青年館で、参加高校生を対象に聞き書き研修を行う。この研修では、「奥会津の木地師」、「那珂川の漁労」、「日光山地の鹿狩りと狩猟文化」などの森林に関わる伝統技術についてのビデオ鑑賞をおこなうほか、作家の阿川佐和子氏、佐野眞一氏、塩野米松氏が聞き書きについて講義を行う予定だ。【林野庁】

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