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環境ニュース[国内]

「アジア森林パートナーシップ」についての国際会議を開催 違法伐採対策について議論

地球環境 森林の減少】 【掲載日】2002.08.02 【情報源】林野庁/2002.08.02 発表

 2002年7月31日、東京・港区の三田共用会議室で、日本の外務省、林野庁とインドネシア政府の共催による「アジア森林パートナーシップ(AFP)」についての国際会議が開催された。
 「アジア森林パートナーシップ」は、アジア地域で違法伐採、森林火災、荒廃地復旧対策を含む持続可能な森林経営のための協力活動を行っていくための国際的なパートナーシップとして、2002年5月2日に日本・インドネシア両国間で形成が合意された組織。2002年8月から開催されるヨハネスブルグサミットで正式に立ち上げを行うために、現在日本・インドネシア両国が、アジア諸国、援助国であるG8各国、国際機関、NGOなどに同パートナーシップへの参加を呼びかけている。
 今回の国際会議にはアジア・欧米諸国17か国、10国際機関、多数のNGOが参加。「植林を含む荒廃地の復旧と森林火災予防」「違法伐採対策」について取組み事例の報告が行われ、特に違法伐採対策については、木材輸出国だけでなく木材輸入国の責任について議論が活発になされた。 
 なお31日午前中に開催された、アジア森林パートナーシップに関心を持つ国々による非公式会合「アジア森林パートナーシップ政府間準備会合」では、ヨハネスブルグ・サミットのためのアジア森林パートナーシップの文書を作成。この文書を8月初旬にも国連事務局に提出することが決まった。【林野庁】

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