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環境ニュース[国内]

アスクルが「ダイバーシティ宣言」

環境一般 その他(環境一般)】 【掲載日】2015.04.14 【情報源】企業/2015.04.10 発表

 アスクルは3月24日、「ダイバーシティ推進キックオフ・ミーティング」を開催し、「ダイバーシティ宣言」を行った。「ダイバーシティ・フォー・バイタリティ」をスローガンにグループで積極的な取り組みを始めた。対外的には顧客満足度や社会的評価、認知度の向上を図るとともに、社内的には従業員のモチベーションや組織への愛着心を高め、企業価値の向上につなげる。
 ダイバーシティは、性別や価値観などにかかわらず多様な人材を活用する考えを指す。少子高齢化に伴う労働人口減少に対応した人材確保の面からも取り組む企業が増えている。アスクルは2014年10月に人事本部内に「ダイバーシティ推進部」を設け、女性管理職と女性担当者を1人ずつ配置して宣言を準備してきた。
 具体的な活動として、社長、役員をメンバーにする「ダイバーシティ推進ステアリングコミッティ」と、活動の母体として「6つのタスクフォースチーム」を設置し、女性をはじめとする多様な人材の活用▽多様な働き方の促進▽多様性教授の組織風土醸成−−を推進する。これによって、1人1人が自分らしい貢献を楽しむことができる組織にする。
 併せて、ダイバーシティ推進の基本的な考え方を行動原則で示し、公開した。多様性を会社と社員の相互成長とイノベーションの活力とする、などとしている。アスクルは事業を通しても働く女性を支援してダイバーシティを進めるとともに、その親世代にあたる高齢者が買い物に不自由しない社会のインフラを目指す。【アスクル(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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