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環境ニュース[国内]

平成13年度に実施した遺伝子組換え食品表示内容確認調査の結果を公表

健康・化学物質 その他(健康・化学物質)】 【掲載日】2002.08.01 【情報源】農林水産省/2002.07.31 発表

 独立行政法人農林水産消費技術センターが平成13年度に実施した遺伝子組換え食品の表示内容確認調査の結果が平成14年7月31日に公表された。
 農林水産消費技術センターは平成13年度に、遺伝子組換えについての表示義務がある品目のうち、「遺伝子組換えでない」と表示がある商品と特に表示がなかった計305商品を買い上げ、DNA分析を行った。
 調査の結果、全買い上げ商品の26%にあたる80商品で組換えDNAが検出されたが、これらの商品について遺伝子組換えのものと非遺伝子組換えのものを分別した生産・流通管理が行われているかどうか確認を行ったところ1商品(コーングリッツ)以外は、適切に実施されていることが確認され、表示の適正さが裏付けられている。
 遺伝子組換え食品の表示については、遺伝子組換えのものと非遺伝子組換えのものを分別した生産・流通管理が行われていない場合は、「遺伝子組換え不分別」などの表示を義務づけ、分別して生産・流通管理がされている場合は表示不要または「遺伝子組換えでない」などの任意表示ができることとなっている。
 なお表示違反とみなされたコーングリッツについては、意図しない遺伝子混入の目安とされている5%を上回る混入状況であることが確認され、問題が発覚した平成13年8月時点で、製造事業者に対しただちに、表示の訂正と遺伝子組換え原料の分別を適正に行う生産流通管理の徹底を指導を行っている。【農林水産省】

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