愛媛県松山市 1人1日当たりごみ排出量8年連続で全国最少

【ごみ･リサイクル ごみ処理】 【掲載日】2015.03.25 【情報源】地方自治体／2015.01.15 発表

　環境省がまとめた2013年度の一般廃棄物処理事業実態調査結果で、1人1日当たりのごみ排出量は、松山市が人口50万人以上の都市で最少となった。06年度以来、8年連続の最少となり、同市では「リサイクルなどによる、ごみ抑制の成果」としている。
　13 年度の1人1日当たり排出量の全国平均は958gで、松山市は前年度（827.8g）を下回る816.5g。50万人以上の都市では、2位が八王子市（東京都）の833.9g、3位が広島市の859.3gだった。松山市で前年度より減少したのは、家庭系生ごみが減ったことが要因。
　松山市は家庭系ごみの分別区分を変更し、事業系ごみの受け入れ態勢を厳格化した06 年度（1日1人当たり908.7g）に最少となり、それ以降もトップを継続中。同市では「市民のリサイクル意識の向上が結果につながった」と分析している。
　人口10万人以上50万人未満では、小金井市（東京都）の634.3g、10万人未満では野迫川村（奈良県）の212gが、それぞれ最少だった。環境部環境政策課　TEL：089-948-6459【愛媛県松山市】