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環境ニュース[国内]

アズビル、ビル管理効率化のクラウドサービス開発、エネルギー管理機能を販売

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2015.02.05 【情報源】企業/2015.01.30 発表

 アズビルは、ビルのエネルギーや設備の管理業務を効率化するとともに、快適な室内環境を構築するビル向けクラウドサービスを開発した。第1弾として、エネルギー使用量のリアルタイム確認や目標値との比較などを可能にするエネルギー管理機能の販売を4月に始める。その後、利用者のニーズに合わせて機能を順次追加していく。
 クラウドはインターネットを介してソフトやサービスを提供する形態を指す。ビル向けクラウドサービスは、顧客建物のアズビル製「ビルディングオートメーション」システムとクラウドセンターを専用回線で接続し、建物ごとのエネルギー使用量や、建物設備に関する管理情報、運用データを一元管理する。複数の建物も管理できる。
 建物間のデータや省エネ効果の比較が可能になるほか、空調、照明の操作や時間外の空調運転予約など入居者の利便性を高める機能も備える。さらに、熱源設備の省エネを図る遠隔制御機能や、電力需給が切迫した際の節電要請に対して自動的に設備の電力消費を抑える機能も提供する。インターネット環境があればどこでも操作できる。
 第1弾のエネルギー管理機能は、エネルギー使用状況と予測をグラフで確認可能な「ベーシック」、建物間の比較・分析を支援する「多棟比較」など3つのメニューを用意した。アズビルのビルディングオートメーションシステムを利用していれば導入できる。利用料は年間18万円(設定費用別)からで、5年間で累計350契約を目指す。【アズビル(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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