一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

東京ガス、家庭用燃料電池「エネファーム」の販売台数累計4万台、ガス各社で初

エネルギー 燃料電池】 【掲載日】2015.01.15 【情報源】企業/2015.01.13 発表

 東京ガスは、家庭用燃料電池「エネファーム」の販売台数で、1月9日に累計4万台を達成した。2009年5月に世界で初めて発売してから5年8カ月で到達した。エネファームを取り扱っている大阪ガス、東邦ガスなど都市ガス各社や、LP(液化石油)ガスの岩谷産業などガス関連企業の中で累計4万台に届いたのは東京ガスが初めてとなる。
 年度別の販売台数は、実証分の約800台を除いて2009年度は約1500台、2010年度は約2400台、2011年度は約5700台と前年度の2倍以上に増えた。その後2012年度は約7600台、2013年度は約1万2200台と、毎年着実に増加している。2014年度は12月末までで1万400台を数える。2013年6月に累計2万台、2014年4月には累計3万台を超えていた。
 販売台数が毎年増えている要因として、2011年3月の東日本大震災を機に省エネ・節電意識が高まっていることや、新モデルの投入によってサイズを小さくして設置性を高めたり、価格を引き下げたことが挙げられる。2014年4月にはマンション向けエネファームの展開も始めた。耐震性・耐風性を向上させたため、高層階への設置にも対応できる。
 2014年度はマンション向け500台を含む1万6000台を目標にする。エネファームは、ガスから取り出した水素と空気中の酸素を反応させて発電するとともに、発電時の熱を給湯に使う仕組みで、光熱費が年間5万〜6万円節約できる。火力発電所からの電気と都市ガス給湯器から給湯する方法と比較して一次エネルギー消費量を約37%削減する。【東京ガス(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク