一般財団法人環境イノベーション情報機構
TOTO、成田空港に体感型トイレ空間開設、節水や清潔機能の温水洗浄便座を紹介
【エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2015.01.15 【情報源】企業/2015.01.08 発表
TOTOは、成田空港第2旅客ターミナルビルに体感型トイレ空間「GALLERY(ギャラリー)TOTO」を4月中旬に開設する。国内外からの空港利用客に向け、節水や清潔機能を搭載した最新の温水洗浄便座を紹介する。成田空港とのコラボレーションで造る。4月に第2旅客ターミナルビルの連絡通路が拡張されることに伴ってオープンするエリアに設ける。GALLERY TOTOは、日本のトイレ文化と技術力を発信することをコンセプトに、快適できれいなトイレ空間が体感できるように設計した。約145m2の面積があり、男性用、女性用各4ブースと、多目的トイレ、授乳室を1ブースずつ配置する。個室はそれぞれ形状が異なる。壁面に大型映像パネルを採用し、アート空間としても楽しめるように演出する。
2月に発売を予定する「ウォシュレット」一体型便器の新「ネオレストバイブリッドシリーズAH/RH」を導入する。同シリーズは節水機能を備えることに加え、「きれい除菌水」と呼ぶ除菌成分を含む水で洗浄する。薬品や洗剤を使うことなく、水道水に含まれる塩化物イオンを電気分解して作る。時間がたつと水に戻るため環境にも配慮している。
さらに、トイレ空間の臭いの主成分になっているアンモニアを取り込み、きれい除菌水を含む除菌水フィルターで捕集して脱臭する。捕集した臭い成分は、トイレの使用が少ない時間に1日1回、洗浄・除菌する。少ない水で便器ボウルをまんべんなく洗う洗浄機能もある。便器のほか自動水栓、ハンドドライヤー、内装用防汚陶板などを設置する。【TOTO(株)】