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環境ニュース[国内]

中国産冷凍ほうれんそうの残留農薬検査体制を強化

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2002.07.18 【情報源】厚生労働省/2002.07.10 発表

 厚生労働省は平成14年7月10日、中国産冷凍ほうれんそうで残留農薬基準に適合しない事例が相次いで見つかっていることを受け、検査体制強化などの対策を実施すると関係者に通知した。 
 具体的には中国産ほうれんそうの輸入時検査で1ロットあたりの検体数を現在の8検体から16検体に倍増するほか、野菜加工品の残留農薬検査対象品目を、現在実施している18品目の下ゆで冷凍野菜だけでなく、ブランチング、塩ゆでなど簡易な加工を行った野菜加工品すべてに拡大する。
 なお、ほうれんそうの収穫は昨秋から冬に終了しており、現時点で流通している製品について農薬残留の改善は見込めないことなどから、当面輸入者や輸入業者団体に対しては中国産冷凍ほうれんそうの輸入自粛も別途求めていく方針。更に複数回残留農薬基準違反が発見された輸入者については、注意を促すためにホームページで名前を明らかにするなどの措置を実施していく。【厚生労働省】

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