一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

固体高分子形燃料電池システム実証研究の実施体制を公表

エネルギー 燃料電池】 【掲載日】2002.07.17 【情報源】資源エネルギー庁/2002.07.17 発表

 資源エネルギー庁は平成14年7月17日、14年度に25億円の予算で実施予定の固体高分子形燃料電池システム実証研究の実施体制が固まったと発表した。
 今回の実証実験では燃料電池本体だけでなく、燃料供給設備も含めたトータルなエネルギー・システムとして成立する固体高分子形燃料電池技術について、実際に使用する条件での技術的課題の抽出や環境特性、エネルギー総合効率、燃料性状、安全性に関するデータを取得し、このデータを今後の開発・普及施策に反映させていくことを目的としている。
 発表によれば、今回の固体高分子形燃料電池システム実証研究で具体的には(1)燃料電池自動車・水素供給インフラ備に関わる実証研究、(2)定置用燃料電池実証研究が予定されており、このうち燃料電池自動車・水素供給設備に関わる実証研究では、(財)日本電動車両協会を中心として内外の自動車メーカー5社の参加により走行試験を実施するほか、(財)エンジニアリング振興協会を中心として東京・横浜地域に5か所の水素供給ステーションを設置・運営する液体水素製造実証研究も行う。
 また定置用燃料電池実証研究では、(財)新エネルギー財団を中心に定置用燃料電池コージェネレーションシステムを環境条件・使用条件の異なる全国12か所に設置し、実証研究を行う。【資源エネルギー庁】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク