一般財団法人環境イノベーション情報機構
三井不動産、「柏の葉スマートシティ」で未来型街づくりを紹介するツアー開始
【環境一般 まちづくり】 【掲載日】2014.09.04 【情報源】企業/2014.09.01 発表
三井不動産は、千葉県柏市で開発しているスマートシティー(環境配慮型都市)「柏の葉スマートシティ」の具体的な取り組みや施設など、未来型の街づくりを分かりやすく紹介するツアーを9月1日に始めた。2つのコースを用意した。同市の街づくり組織で、ツアーを主催する柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)と連携して運営する。柏の葉スマートシティは、環境共生、新産業創造、健康長寿を目指し、先端技術と自然環境を融合した街づくりを進めている。国内外から多くの視察者が訪れていることから今回、ツアーとして内容を充実させた。街づくりのノウハウが応用展開できるように情報発信する。「ゲートスクエアコース」と「ミュージアム・駅前コース」を設けた。
ゲートスクエアはオフィスやホテルなどで構成する中核街区で、7月にオープンした。ゲートスクエアコースでは、街全体のエネルギーを運用・監視・制御する拠点「柏の葉スマートセンター」や創エネ・省エネ・蓄エネの供給・制御設備を集約した「エネルギー棟」などの施設を見学しながら、最新機能を専門のガイドスタッフが説明する。
ミュージアム・駅前コースは、技術や設備、街づくりを紹介する施設「柏の葉スマートシティミュージアム」を中心に市民がガイドを務めて生活者目線で案内する。ゲートスクエアコースは、月、水、木曜に3000円(税込み)で実施し、ミュージアム・駅前コースは火、金曜に1000円(同)で行う。ウェブサイト(http://www.kashiwanoha-navi.jp/inspection.html)から申し込みで受け付ける。【三井不動産(株)】