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環境ニュース[国内]

変圧器約8,400台にPCB混入の可能性 日本電機工業会が報告 

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2002.07.12 【情報源】環境省/2002.07.12 発表

 (社)日本電機工業会は平成14年7月9日、東芝、三菱電機、富士電機、明電舎、北陸電機製造、指月電機製作所の6社が製造した変圧器、コンデンサ、リアクトル中の絶縁油(PCBを絶縁油として使用していないもの)から微量のPCBが検出された事例がみつかり、またこれ以外に、富士電機、高岳製作所、愛知電機、北陸電機製造、中国電機製造、東北電機製造の6社が製造した変圧器の一部で、微量PCBの混入可能性を否定できないとの報告を経済産業省に行った。PCB微量混入の可能性が否定できない変圧器の台数は約8,400台とみられる。
 経済産業省は(社)日本電機工業会と報告中に名前があがった10社に対して、ただちにPCB含有の有無の判別を行うためのサンプル調査の実施や関連ユーザーに対する情報提供を指示。あわせて7月9日中に環境省にこの件の情報提供を行った。
 なお環境省もPCB特別措置法第15条に基づき、10社に対して、(1)調査結果や混入の有無の判別、機器の取り扱い方法などの情報を変圧器ユーザーに的確に提供すること、(2)PCB検出事例の原因究明やPCB検出の可能性がある機器の特定調査を実施することを協力要請するとの方針を固めるとともに、都道府県・政令市に対しても情報提供を行い、変圧器が廃棄物として排出された場合の取扱いについて産業廃棄物処理業者などに周知、指導するよう要請することにした。【環境省】

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