一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

PMP粉剤の農薬登録失効後の販売が判明 製造会社に回収徹底を指示

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2002.07.12 【情報源】農林水産省/2002.07.11 発表

 農林水産省は平成14年7月11日、すでに農薬登録が失効している有機リン系殺虫剤のPMP粉剤(商品名:アッパ粉剤3DL)が、製造会社内の連絡不徹底により、登録失効後も販売されていたことが製造会社から報告で明らかになったと発表した。
 PMP粉剤は環境大臣が定める登録保留基準に従って登録されており、作物への残留による安全性については問題がないが、出荷数量の減少という営業上の理由から再登録申請が行われていなかったという。
 なお、農林水産省では「アッパ粉剤3DL」の製造業者2社(日本農薬、クミアイ化学工業)に対し7月11日中にも立入検査を行い、販売が継続された背景、販売数量について詳しく調べるとともに、回収の徹底を指示する方針だ。
 2社は、すでに市場に出回った製品約12トンの自主回収を実施している。【農林水産省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク