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環境ニュース[国内]

丸紅、米国の住宅向け太陽電池架台の最大手と国内独占販売契約を結ぶ

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2014.06.19 【情報源】企業/2014.06.17 発表

 丸紅は、米国の住宅向け太陽電池用架台の最大手、ZEP Solar(ゼップソーラー)と、日本国内での太陽電池用架台の独占販売契約を結んだ。レール不要で住宅の屋根に設置でき、施工時間を大幅に短縮するほか、施工コストを削減できる。太陽電池モジュールメーカーや住宅メーカー、施工会社などと連携して販売する。
 ゼップソーラーの太陽電池用架台は、独自に開発した太陽電池モジュール用のアルミフレームと取り付け金具を組み合わせた。従来の工法と異なり、レールを使うことなく屋根に取り付けられる。太陽電池モジュールのフレームの溝によって、レールやねじなしで、モジュールと直接連結できる。
 取り付け金具は日本市場で採用されている技術を使用し、日本の工法に適応している。設置時間が半減でき、人件費が削減できる。併せて、設計・設置時の柔軟性の高さや、部材が少なく在庫・輸送コストが削減できることなどが利点だ。米国の住宅向けでシェア50%、年間350MW(35万kW)を誇る。
 日本は再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度で太陽光発電市場が拡大し、住宅向け太陽電池が注目されている。一方、施工時間の短縮・簡便化やコスト削減が課題になっているため、丸紅はゼップソーラーと契約した。太陽電池モジュールや部材販売で構築したネットワークを活用して展開する。【丸紅(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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