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環境ニュース[国内]

アサヒグループホールディングス、NECのペーパーレスシステム導入、紙を削減

エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2014.06.16 【情報源】企業/2014.06.10 発表

 アサヒビールを傘下に持つアサヒグループホールディングスは、NECのペーパーレス役員会議システムを導入した。紙の使用量を削減して環境負荷を低減する。同時に会議の活性化や情報漏えいリスクを低減する。ディスプレーに表示された資料へのコメントの書き込み・共有や外出先でのタブレット端末による資料の参照などができる。
 このシステムは、アサヒグループホールディングスの役員と、国内7社、オセアニア地区地域統括会社の事業会社役員が参加する会議などで利用する。NECのシステム「ConforMeeting/e(コンフォミーティング/イー)」で構築した。これまでは印刷した大量の紙資料を使うため、環境負荷低減や情報漏えいリスク低減、準備負担の軽減が課題だった。
 アサヒグループホールディングスの会議室に、21インチのタッチパネル型ディスプレー20台を入れた。出席役員による資料の閲覧、ペン型入力装置でのコメント書き込み、過去資料の参照が可能なうえ、各役員の自席パソコンやタブレット端末でも事前に資料を確認できる。資料データはサーバー上で暗号化して一元管理し、各端末には残らない。
 このシステムを活用することで会議の活性化と、年間約4万枚の紙の削減、印刷や差し替え対応などの準備負担軽減を見込んでいる。一部役員はテレビ会議システムと組み合わせて自社の会議室から役員会議に参加でき、出張費用も抑えられる。今後、このシステムを利用した中国や東南アジアのグループ会社からの役員会議参加も検討する。【アサヒグループホールディングス(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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