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環境ニュース[国内]

オムロン、太陽光発電システム需要拡大でパワーコンディショナー増産体制構築

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2014.05.30 【情報源】企業/2014.05.26 発表

 オムロンは、太陽光発電システム用パワーコンディショナー(電力変換器)シリーズの増産体制を構築する。太陽光発電システムの需要拡大を受け、6月には生産能力を現在の生産量の2倍に高める。2013年度から生産体制の強化を図ってきたが、一層の需要増に対応できるよう、新たな体制で生産能力を倍増させる。
 「KPシリーズ」として、パワーコンディショナーの増産体制を整える。製品ラインアップは、屋外向けタイプの「KP□M」(4.4kW、5.5kW)、同「KP□R」(4.8kW、5.9kW)、向けタイプ「KP□K2」(3.0kW、4.0kW、5.5kW)となる。好評だという屋外向けタイプを中心に生産能力倍増で安定供給を実現する。
 KP□M、KP□R、KP□K2とも、電圧上昇抑制制御によって売電量損失を低減する。このほかKP□Mは、高圧連系で求められる、停電時の手動復帰機能を備える。KP□Rは、枚数の異なるモジュールを回路ごとに入力設定でき、従来必要だった昇圧ユニットや接続箱を不要にする。KP□K2は静音設計でコンパクトな仕様にした。
 オムロンのパワーコンディショナーは、多数台連系時の単独運転を防止する独自技術「AICOT(アイコット)」を搭載していることも特長だ。相互干渉試験のデータが不要で納期を短縮するうえ、設置制限がなくなる。太陽光発電システムが引き続き堅調な伸びを見せる中、オムロンは増産によって販売拡大を図る。【オムロン(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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