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環境ニュース[国内]

冷房室温28℃以上に 平成14年度夏季の省エネルギー呼びかけ内容が決定 

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2002.06.28 【情報源】資源エネルギー庁/2002.06.27 発表

 政府の省エネルギー省資源対策推進会議省庁連絡会議は、冷房需要が増える夏季に向けて、産業界や家庭に対する省エネルギーについての呼びかけ「夏季の省エネルギーについて」の内容を決定した。
 平成14年度夏季の省エネルギーについての呼びかけ重点項目としては、(1)グリーン購入の推進、省エネルギー診断の実施など政府の率先的省エネ推進、(2)企業・家庭で使用されている電気機器へのエネルギー需要マネジメントシステム導入−−の2点があげられ、このうち政府の省エネ施策としては、公用車での低公害車導入、庁舎内での空調・照明機器のエネルギー使用状況分析や機器導入の評価・提案を行う「省エネ診断」の実施のほか、公用車に利用を自粛する「ノーカーデー」の推進、昼休みの消灯、夏季の服装軽装化などが謳われ、平成13年度夏季よりもエネルギー使用量を1%削減するとの努力目標が掲げられている。
 また上記2点の重点項目の他にも、(3)住宅、ビルなどで冷房室温が28℃を下回らないよう呼びかける、(4)省エネの理解を深める教育を充実させる、(5)地方公共団体やNGOが行う身近な省エネ活動について情報提供を行う−−などの内容ももり込まれている。
 なお資源エネルギー庁は、この省エネルギーの呼びかけを広めるために、アイドリングストップ車で北海道から鹿児島まで縦断し、各地で「アイドリングストップ」を呼び掛ける「アイドリングストップキャラバン」の実施、家電製品の省エネ性能ランキングが一目でわかる「省エネ性能カタログ2002年夏版」の街頭配布、国仲涼子さんを起用したTVコマーシャル、ポスター、新聞広告による情報発信−−などのPR活動を展開する予定だ。【資源エネルギー庁】

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