熊本県　くまもと県民発電所　設置・運営事業者を選定

【エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2014.02.07 【情報源】地方自治体／2013.12.24 発表

　熊本県は、県内事業者が発電事業に参画し、県民からも資金を募り、県民や地域社会への利益還元を行う「くまもと県民発電所」の設置・運営事業者に共栄建設（天草市）と東光石油（熊本市）を選定した。
　天草市有明町大浦太陽光発電所は、旧県立天草東高校のグラウンド（約1万1200m2）に出力819.84kWの太陽光発電所を設置。推定年間発電量は約85万kWhで、一般家庭約150世帯分の年間電力消費量に相当する。2014年度上半期に着工、14年度中の発電開始を目指す。
　一方、公共関与最終処分場太陽光発電所は、公共関与最終処分場覆蓋施設屋根（3万2857m2）に出力2002kWの太陽光発電所を設置。推定年間発電量は約212万kWhで、一般家庭約375世帯分の年間電力消費量に相当する。
　東光石油のほか、九電工熊本支店（熊本市）、近代経営研究所（同市）、丸光商事（玉名市）など7社により新規法人「熊本いいくに発電所」を設立する予定。15年春頃に着工、処分場建設の供用開始時期である同年秋頃の発電開始を目指す。　商工観光労働部新産業振興局エネルギー政策課　TEL：096-333-2320　【滋賀県】