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環境ニュース[国内]

福岡市 「PM2.5ダイヤル」開始 国内初、電話で情報提供

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2014.02.04 【情報源】地方自治体/2013.12.10 発表

 福岡市は、微小粒子状物質「PM2.5」の測定値や予測情報を電話による自動応答で提供する「PM2.5ダイヤル」(TEL:050-3000-2500)を開始した。電話での情報提供は国内初の試みという。5月31日まで試験的に実施する。
 福岡市はこれまで、携帯メールやホームページなどで観測結果を提供してきた。高島宗一郎市長は記者会見で、「携帯やネットを使えない高齢者からの要望が多かった。利用状況を見て、5月以降の継続も検討したい」と述べた。
 PM2.5ダイヤルは、市内8カ所から知りたい場所を選ぶ。3月には9カ所に増やす予定。数値は1時間ごとに更新し、24時間対応する。
 市内に開発拠点を置くエイゾク(神奈川県川崎市)がシステムを開発し、自動音声の合間に広告を入れる協賛企業とともに運営費をまかなう。福岡市の費用負担はない。通話料金は利用者の負担となる。
 また福岡市は、PM2.5の濃度予測情報を従来の朝1回から、午後にも1回加えて1日2回とした。朝以降に濃度が上昇するケースに対応する。環境局環境監理部環境保全課 TEL:092-733-5386 【福岡市】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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