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環境ニュース[国内]

電源開発、バングラデシュの省エネマスタープランを策定、JICAと業務受託契約

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2014.01.17 【情報源】企業/2014.01.15 発表

 電源開発(Jパワー)は、バングラデシュの省エネマスタープラン策定プロジェクトを実施する。独立行政法人の国際協力機構(JICA)と1月14日に業務受託契約を結んだ。同国は経済成長に伴ってエネルギー供給力が不足していることから、省エネが求められている。Jパワーは、効率的なエネルギー利用に向けた戦略などを立案する。
 プロジェクトは1月から2015年3月までを予定し、総額は約1億3000万円となる。Jパワーは、バングラデシュでの省エネ推進に必要な情報を整えるとともに、エネルギーの効率的な利用を促進するための需要側の戦略と、それを具体化するマスタープラン案を策定する。併せて、マスタープランを実施するのに必要な組織体制整備を支援する。
 バングラデシュ政府は、天然ガスや電力の供給力増強を進めると同時に、需要側の省エネが必要と考え、再生可能エネルギーの普及と需要側の省エネを所管する規制機関を設立して省エネ政策の制定を目指している。しかし知識に乏しく検討が遅れていることから、トップ水準の省エネを実現した日本に、政策全体のプラン策定を要請した。
 Jパワーは国内外でコンサルティングを中心に省エネ関連事業を展開し、海外の実績は28件、16カ国以上にのぼる。現在、省エネが海外コンサルティング事業の新しい成長分野になっている。バングラデシュの省エネマスタープラン策定では、これまで蓄積した技術や知識を活用して同国政府の省エネ政策と推進機関の整備・強化を図る。【電源開発(株)】

提供:日経bp環境経営フォーラム(emf)

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