一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

凸版印刷、家庭の電力使用状況から生活行動を予測するシステムを富士通と開発

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2013.12.17 【情報源】企業/2013.12.12 発表

 凸版印刷は、家庭の電力使用状況から生活行動を予測するレコメンド(推薦)システムを富士通と開発した。実証実験を2014年1月14日から始めて効果を検証し、実用化を目指す。スマートメーター(次世代電力量計)や住宅エネルギー管理システム(HEMS)の記録を活用して個人の購買や属性データと結び付け、ビジネスを活性化させる。
 エネルギー管理情報を利用した新しいマーケティング手法となる。スマートメーターやHEMSの電力使用記録を基に、さまざまなライフスタイルに適用できる独自の方式で分析して生活者の行動を予測し、効果的なタイミングでの情報配信を可能にする。購買履歴や趣味・趣向をデータベース化するため、興味・関心に沿った情報が提供できる。
 スマートメーターやHEMSの記録は、個人や世帯の行動をリアルタイムに把握でき、データを分析・活用することで生活に密着したサービスが可能になることから、システムを開発した。事業者は生活者の属性・行動に合ったコミュニケーションによるマーケティングが実現でき、生活者はエネルギーの最適利用と生活の質向上につなげられる。
 実験は、北九州市が同市八幡東区でスマートコミュニティー(環境配慮型地域)実証を進める「北九州スマートコミュニティ創造事業」の中で約300世帯を対象に1月31日まで実施する。スマートメーター設置世帯に節電につながる情報を配信する。2015年度の実用化を目標にするとともに、実験結果をエネルギー管理システム開発に役立てる。【凸版印刷(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク