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環境ニュース[海外]

中国、2012年度における重点河川流域水質汚染防止計画の実施状況について評価結果を発表

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2013.10.23 【情報源】中国/2013.10.10 発表

 中国環境保護部(MEP)は、「重点河川流域水質汚染防止計画」の2012年度における実施状況に関する評価結果を公表した。これは、MEPが国家発展改革委員会(NDRC)、監察部、水利部などと協力し、「重点河川流域水質汚染防止計画(2011-2015)」と「長江中下流域水質汚染防止計画(2011-2015)」の重点河川流域(淮河、海河、遼河、松花江、巣湖、テン池、黄河、三峡ダム流域、長江)について、関連25省(自治区・直轄市)における実施状況を評価したもの。
 これによると、2012年末までに6844件のプロジェクトが策定され、26.9%にあたる1840件が終了。また、評価を受けた415項目のうち、78.1%にあたる324項目で基準を満たしたという。しかし全体的には水環境は厳しい状況にあるとし、計画されたプロジェクトの不十分な実施、農業関係の大規模な非特定汚染源や管理の不備、窒素リン除去施設の建設の遅れなどさまざまな問題を挙げている。関連部署では、建設プロジェクトを促進し汚染防止効果を上げるため、建設計画の明確化や投資ルートの拡大などを実施するとしている。【中国環境保護部】

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