一般財団法人環境イノベーション情報機構
富士経済、2013年の国内トイレタリー用品市場調査結果を公表 〜PM2.5問題で家庭用マスクは24%増の200億円規模、香り関連商品も好調〜
【大気環境 大気汚染】 【掲載日】2013.10.09 【情報源】企業/2013.09.27 発表
富士経済は、トイレタリー用品について、2013年市場見込みを「トイレタリーグッヅマーケティング要覧」としてまとめた。調査対象は、衣類向け用品、パーソナルケア用品、家事用品・消耗品、サニタリー用品など10分類92品目としている。調査結果では、全92品目の2013年(暦年)の市場規模は2兆790億円、前年比1.0%増と、2012年の減少から増加に転ずる見込みである。
特に市場が拡大する品目は、「香り」をキーワードとした柔軟仕上剤や衣料用消臭スプレーなどの衣類向け用品、PM2.5問題が影響した家庭用マスクなど。
「香り」関連では、女性ドライバーの増加に伴い、自動車用芳香剤・消臭剤が引き続き好調で、市場は前年比64%増加を見込む。その他、暑さ対策では、衣類の上からスプレーする冷感スプレーで、やはり香りによる女性の需要拡大を見込んでいる。【(株)富士経済】
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