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環境ニュース[国内]

ミサワホーム、容量10kW以上の太陽光発電搭載住宅を発売、20年間の売電に対応

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.08.23 【情報源】企業/2013.08.21 発表

 ミサワホームは、設備容量10kW以上の太陽光発電システムを搭載する住宅「Solar Max(ソーラーマックス)」シリーズを、8月23日に沖縄県を除く全国で発売する。再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を活用した20年間の売電に対応する。変換効率が向上したモジュールを採用し、2階建て延べ床面積30坪(99m2)台でも可能になる。
 ソーラーマックスシリーズは自由設計住宅で、木質系一戸建て、木質系賃貸、鉄骨系一戸建て住宅で展開する。一戸建て住宅は従来、屋根面積の制約などから10kW未満が主流になっているが、この場合は10年間の余剰買い取り方式となる。一方、10kW以上だと同制度で20年間の全量買い取りが適用されるため、より多くの売電収入が得られる。
 ソーラーマックスシリーズは、東芝が商品化した高効率太陽電池モジュールを新規採用することで、10kWを搭載するのに必要な屋根の面積を約2割小さくした。モジュールは屋根材を兼ねた屋根建材型となり、屋根材の上に取り付ける据え置き型と比べて軽く、屋根への重量負担を軽減するうえ、建物と一体になった外観のデザインを実現する。
 10kWを搭載したモデルプランでのシミュレーションでは、名古屋市の南向き、屋根勾配3分の1の住宅のケースで月額約3万円、20年間で約750万円の売電収入が可能になり、住宅ローンの負担を軽くできる。南側の屋根面を大きく確保する片流れ屋根を推奨設計にしている。ミサワホームは、10kW以上で有利な同制度の仕組みを訴えて販売する。【ミサワホーム(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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