海洋汚染防止法施行規則改正案への意見募集結果を公表

　国土交通省では、平成１４年５月２日から６月１日まで実施していた「海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律（海洋汚染防止法）施行規則」の改正案についての意見募集結果を公表した。
　今回の改訂は、海洋汚染防止条約（ＭＡＲＰＯＬ７３／７８条約）附属書２の改正により、２００３年１月１日から有害液体物質を輸送する総トン数１５０トン以上の船舶で、「有害液体汚染防止緊急措置手引書（緊急時の有害液体汚染防止措置に関するマニュアル）」の作成・備え付けが義務付けられたことを受け、海洋汚染防止法施行規則上でも有害液体汚染防止規程を義務付ける船舶の適用対象を変更するもの。
　国土交通省によれば、今回の意見募集期間中に寄せられた意見はなかった。
　なおこの施行規則の施行時期は平成１５年１月１日を予定している。【国土交通省】