一般財団法人環境イノベーション情報機構
不正改造車214台に整備命令書交付 平成25年の不正改造車を排除する運動
【大気環境 大気汚染】 【掲載日】2013.08.06 【情報源】国土交通省/2013.08.06 発表
国土交通省は、平成25年8月6日、6月を強化月間として実施した「不正改造車を排除する運動」、「ディーゼルクリーン・キャンペーン」の平成25年の取組結果を公表した。今回のキャンペーンで国交省は、6月中に警察庁や自動車検査独立行政法人、軽自動車検査協会などと協力して、不正改造車の摘発と自動車ユーザーへの啓発に重点を置いた街頭検査を全国で190回実施し、18,429台の自動車を検査した。
検査の結果、約7.3%にあたる1,348台に保安基準不適合箇所がみつかり、これらの自動車ユーザーに対し改善指導を行った。このうち、不正改造が行われていた車両は266台で、その場で改善措置を実施しなかった214台について、整備命令書を交付した。この中には排気騒音の基準値超過を引き起こす基準不適合マフラーの装着が37件あった。
また、硫黄分濃度分析器による燃料検査では、検査を行った181台のうち、2台について不正軽油の使用が判明したため、適正な燃料を使用するよう警告を行った。【国土交通省】