一般財団法人環境イノベーション情報機構
三井不動産レジ、環境性能で最高評価となる 東京・月島の高層マンションを販売
【エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2013.06.28 【情報源】企業/2013.06.25 発表
三井不動産レジデンスは、環境性能で全項目が最高評価となる東京・中央区月島の超高層マンション「キャピタルゲートプレイス」の第1期販売を野村不動産と6月29日に始める。商業店舗や公共施設、医療機関で構成する商住一体の大規模複合開発となる。環境性能に加え、約72時間稼働する非常用発電機を装備するなど防災対策も充実させた。キャピタルゲートプレイスは、東京都のマンション環境性能表示の項目になっている「建物の断熱性」「設備の省エネ性」「太陽光発電・太陽熱」「建物の長寿命化」「みどり」の5項目すべてで最高評価の3つ星を取得した。省エネ性能の高いガラス、LED(発光ダイオード)照明、断熱性を高める屋上緑化、雨水利用、太陽光発電設備などを備える。
太陽光発電設備は10kWの出力があり、停電時には災害対策拠点のコンセントに電力を供給する。発電した電力を蓄える移動可能な蓄電池も装備し、災害時に通信機器への電力供給に利用する。さらに約72時間稼働する非常用発電機によって保安照明、非常用エレベーターなど避難時の設備や、被災生活で不可欠となる給排水ポンプなどを稼働させる。
キャピタルゲートプレイスは、東京メトロ有楽町線と都営大江戸線の月島駅に直結する。地上187mの53階建て「ザ・タワー」と、11階建ての「ザ・レジデンス」から成り、総戸数は702戸となる。第1期は322戸を販売する。ザ・タワーは2015年7月中旬の完成と同年9月下旬の入居、ザ・レジデンスはそれぞれ同年8月下旬、同年10月下旬を予定している。【JX日鉱日石エネルギー(株)】