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環境ニュース[国内]

京セラ、国内最大級70MWの「鹿児島七ツ島メガソーラー発電所」に見学施設建設

環境学習 こどもの環境学習】 【掲載日】2013.06.26 【情報源】企業/2013.06.24 発表

 京セラを中心にした太陽光発電事業会社の鹿児島メガソーラー発電は、鹿児島市に開発中の国内最大級となる70MW(7万kW)規模の太陽光発電所「鹿児島七ツ島メガソーラー発電所」に見学施設を建設する。発電所の稼働に合わせて今秋に完成する。「地球環境とエネルギーを考える」をコンセプトに、環境問題や太陽光発電の仕組みを解説する。
 見学施設は、鹿児島七ツ島メガソーラー発電所の入口付近の6898m2の敷地に設置し、鉄筋コンクリート2階建て延べ面積484.74m2となる。幅広い層を対象に太陽エネルギーの特性や太陽光発電システムの技術を紹介する施設として、鹿児島市の協力で造る。円形の展望コーナーから約29万枚の太陽光発電パネルが整然と並んだ発電所が一望できる。
 展示は「太陽の巨大な力」「地球環境とエネルギー」「メガソーラー発電所」「身近な省エネ」の4つのゾーンで構成する。このうち「メガソーラー発電所」では、発電所の概要や市内の家庭に電気が届くまでの流れを紹介するとともに、発電量をリアルタイムで確認できるモニターを設ける。「身近な省エネ」は環境に配慮した暮らしの情報を提供する。
 鹿児島七ツ島メガソーラー発電所は102万m2の広さがあり、年間発電電力量は一般家庭約2万2000世帯の年間消費電力量に相当する約7万8800MWh(7880万kWh)を想定。発電した電力は20年間、九州電力に売電する。着工は2012年9月。鹿児島メガソーラー発電には、京セラに加えてKDDI、IHI、九電工、竹中工務店など6社が出資している。【(株)日立製作所】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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