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環境ニュース[国内]

積水ハウス、新梅田シティに巨大緑化モニュメント

環境一般 まちづくり】 【掲載日】2013.06.20 【情報源】企業/2013.06.17 発表

 積水ハウスは、本社がある大阪市北区の複合施設「新梅田シティ」に、季節によって表情が変わる巨大な緑化モニュメント「希望の壁」を設置する。訪れる人に緑の大切さや素晴らしさを訴え、環境活動や生物多様性保全への関心を高めるきっかけの場を目指す。9月下旬の完成を予定し、環境都市を目指す大阪の新しい名所にする。
 希望の壁は高さ9m、長さ78mに及ぶ緑の壁となり、建築家の発案で設ける。プランターとステンレスのネットで壁の両面を構成し、開花時期が異なる草木を計画的に配置することで、四季に応じて変化する緑化モニュメントにする。積水ハウスが「5本の樹」計画と呼んで進める生態系保全の取り組みで選定した樹種を植栽する。
 「5本の樹」計画は、各地の気候風土に適した自生種・在来種を中心に顧客の庭への植栽を提案し、郊外の森や里山と住宅地の緑を結んで生き物を支えるネットワークの形成・拡大を目指す取り組み。5本のうち3本は鳥、2本はチョウのために、との願いを象徴的に込めて名付けた。
 新梅田シティは、大阪の新たなランドマークとしてJR大阪駅北側に1993年完成した4.2haの街で、20周年を迎えた。超高層ビル、空中庭園などで知られる。希望の壁は竹中工務店が施工。新梅田シティ内の「新・里山」と呼ばれる約8000m2の庭園や、自然を生かしたスペースとつながる。【積水ハウス(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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