一般財団法人環境イノベーション情報機構
第7回アジアEST地域フォーラム 開催
【大気環境 交通問題】 【掲載日】2013.05.23 【情報源】環境省/2013.05.23 発表
環境省は、国際連合地域開発センター(UNCRD)、インドネシア共和国運輸省とともに、アジアEST地域フォーラムの第7回会合を、平成25年4月23日から25日にインドネシア共和国のバリにおいて開催した。アジアEST地域フォーラムは、アジア地域における環境的に持続可能な交通(EST)の実現を目指して、日本と国際連合地域開発センター(UNCRD)が共同で設立した、政府ハイレベルによる政策対話会合。
今回の会合には、アジア地域23カ国(ASEAN9カ国、SACEP8カ国、中国、日本、韓国、モンゴル、ロシア、東ティモール)の政府高官(環境省及び交通関係省庁等)、交通と環境分野に関する学識経験者等の専門家、国際機関関係者 他が参加、ESTに関する政策、先進事例等の共有を図るとともに、2010年開催の第5回フォーラムにて策定された「バンコク宣言2020」に示された目標の実現に向けて、より一層ESTを推進することについて確認した。また、これらの議論を踏まえ、「バンコク宣言2020」を完するものとして「バリ宣言」を策定した。
なお、環境省では、国土交通省などの関係機関とも連携しながら、アジア地域を中心として環境的に持続可能な交通の実現に引き続き積極的に取り組んでいくとしている。【環境省】