一般財団法人環境イノベーション情報機構
新たにPCB濃度が50ppmを超えるおそれのある有機顔料みつかる
【健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2013.05.10 【情報源】経済産業省/2013.05.10 発表
経済産業省は、平成25年5月10日、新たにPCB濃度が50ppmを超えるおそれのある有機顔料があったとの報告を製造・輸入事業者から受けたことを明らかにした。今回新たに50ppmを超えるPCBを副生することが確認された顔料は、山水色素工業株式会社のピグメントエロー−17(樹脂用着色剤)、ピグメントエロー−81(樹脂用着色剤)、ムラロン株式会社のピグメントエロー−12(樹脂用着色剤、建材)、ピグメントエロー−83(樹脂用着色剤、建材)の4種類。有機顔料の製造・輸入事業者2社から、再分析を行った結果、以下の有機顔料についてPCB濃度が国際的な基準値(50ppm)を超えるとの報告があったもの。
経済産業省では、既に、当該事業者に対して、当該有機顔料の製造、輸入及び出荷を停止するとともに、出荷先にある未使用のものを回収するよう指導している。【経済産業省】