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環境ニュース[国内]

ソーラーフロンティアと日本政策投資銀行、関西空港に大規模太陽光発電施設を建設

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.04.25 【情報源】企業/2013.04.23 発表

 昭和シェル石油の100%子会社で太陽電池生産・販売のソーラーフロンティアと日本政策投資銀行(DBJ)が新たに設立した共同投資会社、SFソーラーパワーは、関西空港の敷地内に大規模太陽光発電施設(メガソーラー)を建設する。空港を運営する新関西国際空港(新関空会社)と合意した。2013年半ばごろに工事を始め、2014年初めの稼働を目指す。
 SFソーラーパワーは、メガソーラープロジェクトに資金を提供する共同投資会社で、ソーラーフロンティアが6割、DBJが4割出資している。今回が第1号の案件となり、ソーラーフロンティアが太陽電池モジュールの供給とメガソーラーの維持管理を手掛け、DBJがプロジェクトの資金調達を支援。新関空会社は空港内で有効利用できる土地や建物を提供する。
 太陽光発電設備は「KIXメガソーラー」と呼び、出力は計約1万1600kW。アジアの空港で最大級の規模になるという。一般住宅約4100世帯分に相当する年間1200万kWhの発電を想定。年間約4000tのCO2排出削減を見込んでいる。発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を活用して全量を関西電力に売電する。
 B滑走路の南側誘導路拡張予定地沿いの土地約9万6700m2と、貨物倉庫など約2万3000m2に、光の防眩特性を持ち空港機能を損なわないソーラーフロンティアの太陽電池計約7万2000枚を設置。資金は、DBJが産業の競争力向上を目的に創設した「競争力強化ファンド」から第1号案件として投融資を受ける。稼働後は、地域金融機関の事業参画も検討する。【ソーラーフロンティア(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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