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環境ニュース[国内]

京セラ、新タイプのリチウムイオン蓄電システムを発売、太陽光発電を優先して使用

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2013.04.24 【情報源】企業/2013.04.19 発表

 京セラは、太陽光発電システムと組み合わせる大容量の住宅用リチウムイオン蓄電システムで新しいタイプを5月7日に発売する。「Type(タイプ)B」と呼び、太陽光発電の電力を優先して家庭で使用し、昼間の商用電力購入を減らす。太陽光発電での余剰電力の売電量を増やす従来型の「TypeA」と目的に合わせて選択が可能になる。
 住宅用の定置型リチウムイオン蓄電池で2タイプのラインアップは業界で初めてという。容量は両タイプとも7.2kWhと14.4kWhの2種類があり、14.4kWhは住宅用では国内最大。太陽光発電を効率的に活用するとともに、容量14.4kWhの場合、停電時は冷蔵庫、テレビなど生活に必要な電気製品を同時に最大24時間、7.2kWhで同12時間動かせる。
 新たに投入するタイプBは、太陽光発電の余剰電力を売電している時は蓄電システムから電力を供給しないため、売電価格は太陽光発電だけの場合と同じ1kWhあたり38円が適用される。タイプAは、太陽光発電で発電中に蓄電システムから電力供給して余剰電力をできるだけ多く売電する仕組みで、太陽光発電と自家発電を併設した同31円となる。
 タイプBは、太陽光発電の電力を優先使用しながら余剰電力で充電して夜間に使うことで、購入電力ゼロを目指すモードも備える。タイプA、Bとも7.2kWhが252万円、14.4kWhは467万2500円。ライフスタイルやニーズの多様化に対応して2タイプを展開する。京セラの太陽光発電システム販売会社、京セラソーラーコーポレーションが受注販売する。【カゴメ(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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