一般財団法人環境イノベーション情報機構
カルタヘナ議定書批准に向け、関係審議会の連絡会議を開催へ
【自然環境 生物多様性】 【掲載日】2002.05.31 【情報源】環境省/2002.05.31 発表
文部科学省、農林水産省、経済産業省、環境省の4省は、平成14年6月7日に経済産業省別館8階で、カルタヘナ議定書関係審議会等連絡会議を開催する。カルタヘナ議定書は遺伝子改変生物の貿易による生物多様性保全への悪影響を防止するため、遺伝子改変生物の取扱いについての国際的な枠組みを規定している議定書。2000年1月にモントリオールで開催された生物多様性条約締約国会議再開会合で採択され、2002年5月23日現在で103か国が署名19か国が批准している。なお議定書が発効するのは50か国が批准してから90日後となっている。
日本政府は現在、議定書批准に向け、関係4省がそれぞれ審議会小委員会、懇談会を設置、役割分担のもとに検討を進めている。今回の連絡協議会は、4省庁の審議会小委員会、懇談会が中間とりまとめを行うにあたり、検討内容に関する報告・確認と、意見交換を目的として開催するもの。関連する審議会小委員会、懇談会から2〜3名の委員が参加する。【環境省】