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環境ニュース[国内]

学校週5日制に対応した全国の特色ある活動事例を紹介

環境学習 こどもの環境学習】 【掲載日】2002.05.30 【情報源】文部科学省/2002.05.29 発表

 文部科学省は平成14年4月から完全実施された学校週5日制に対応し、各地で実施されたり、実施が計画されている活動のうち、特色のある活動事例をとりまとめ公表した。
 学校週5日制実施にあたっては、子どもたちが土曜・日曜を利用して生活・自然・社会体験活動や文化・スポーツ活動などに参加することが望ましいとされている。
 とりまとめにあたっては、都道府県・政令指定都市を対象にヒアリングを実施したほか、各種報道や都道府県・市町村・団体がウェブサイトで公開している資料も参考とした。
 なおこのような調査の結果、学校週5日制完全実施を契機として、教育委員会や市民団体がさまざまな体験活動や講座を実施したり、博物館・美術館、体育館・プールの無料開放、学校開放が実施・計画されていることが確認されたという。
 紹介された活動のうち環境に関わるものとしては、自然体験活動ができる場所を茨城県が選定・推薦し、情報を提供している「子どもいきいき自然体験推進事業」、神奈川県松田町のNPO法人市村自然塾が実施している週末2泊3日の宿泊農業体験「市村自然塾関東 少年よ大地に学べ」、鳥取県岩見町のNPO岩見自然学校の1泊2日の自然体験活動「ワイワイ・クラブ」、三菱地所が東京・丸の内地区で自然観察会などを実施している「丸の内自然を楽しむ倶楽部」などの取り組みが紹介されているほか、各地の国立青年の家、国立少年自然の家や国立科学博物館が実施する自然体験活動、自然観察会、講座情報なども掲載されている。
文部科学省では、今回のように特色のある事例だけでなく、学校週5日制に対応した週末活動についての詳細な調査を引き続き行う方針だ。【文部科学省】

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