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環境ニュース[国内]

福岡市 道路照明をLED化 電気料金3分の1に

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2013.02.27 【情報源】地方自治体/2013.01.29 発表

 福岡市は、市が管理する道路照明約3万5000基すべてを15年計画でLED(発光ダイオード)照明に切り換える方針を明らかにした。総事業費は60億円を見込んでいるが、年間5億円に上る道路照明の電気料金を3分の1以下の1億6000万円に抑えることができるという。
 2012年度中の3月末までに天神地区(福岡市中央区)の渡辺通りなど繁華街を中心に約250基を約6000万円かけて交換。13年度は約2500基分の交換を予定しており、同年度予算案で数億円の事業費を計上する見通し。LED照明の導入は、国土交通省の地域自主戦略交付金の対象事業に選ばれており、13年度以降の事業費は国の補助金を受けることができ、市の負担は半額に抑えられる。
 市によると、道路照明は市の電力使用量の8%を占めており、LEDの節電効果は大きい。加えてLEDは寿命が長いため、個々の設置費は6〜9年で回収できる計算だという。
 高島宗一郎市長は1月29日の記者会見で「まずは人通りの多い場所からLED化を始め、市民の節電意識の啓発につなげたい」と説明した。 道路下水道局管理部道路維持課 TEL:092-711-4488 【福岡市】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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