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環境ニュース[国内]

徳島県 災害時の電気 PHVで運ぶ 小松島市・トヨタと実証実験

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2013.02.27 【情報源】地方自治体/2013.01.15 発表

 徳島県と小松島市、トヨタ自動車は、災害時に大規模太陽光発電所(メガソーラー)で発電した電気を蓄電し、家庭用電力などとしても使うことのできるプラグインハイブリッド車(PHV)で避難所に届ける実証実験に合意し、1月15日に同県庁で協力協定を結んだ。県などによると、メガソーラーからPHVを使って離れた場所へ電力を供給するのは、全国初の試みという。
 県が10月稼働を目指して同市に建設中の「和田島太陽光発電所」は、241万8000kWh(670世帯分)の発電量があり、県が電力の一部を提供、トヨタからリースされたPHVで電気を地域の避難所に運んで、照明や携帯電話の電源に活用する計画。
PHVはガソリンと電力で走行。ためた電力は家庭などで使うことができ、ガソリンを使って発電もできる。ガソリンも充電も満タンなら、一般家庭4日分の電力を供給できるという。
 トヨタは技術的助言も行う予定で、協定書の調印式に臨んだトヨタの毛利悟常務役員は「実験を通じて、車がライフラインとして役に立てることを示したい」と話した。 企業局電力課 TEL:088-621-3245 【徳島県】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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