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環境ニュース[国内]

パナソニック、米国の太陽光発電向けパワーコンディショナー大手と戦略的協業契約

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.02.08 【情報源】企業/2013.02.06 発表

 パナソニックは、米国の太陽光発電システム向けパワーコンディショナー(電力変換器)大手、パワーワンと、戦略的協業契約を結んだ。国内外で定置型蓄電システムなどエネルギー管理事業の強化・拡大を進める。契約では日本での非住宅・産業用の大型パワーコンディショナー事業の共同推進にも合意し、早期の導入を目指していく。

 協業によって、海外で小型から大型まで幅広い種類をそろえた定置型蓄電システム事業の立ち上げを図るとともに、国内に大型パワーコンディショナーを投入する。パワーコンディショナーは定置型蓄電システムの核となる機器。定置型蓄電システムは再生可能エネルギーの普及に伴って市場が拡大し、2020年に1兆円を超えるとされる。

 定置型蓄電システムは、再生可能エネルギーが大量導入された際の電力平準化やピークカット、災害時のバックアップでの活用が期待されている。パワーワンは、太陽光発電システム向けパワーコンディショナーで住宅用の小型から産業用の大型まで幅広いラインアップを持ち、世界3カ所に製造拠点を保有。コスト競争力に強みがある。

 パワーワンはパナソニックとの協業を通して、大規模太陽光発電システム市場が伸びている日本に参入。パナソニックは、住宅分野の太陽光発電、蓄電システム、エネルギー管理システムや、蓄電システムで使うリチウムイオン電池セルの開発・生産を手掛けているが、パワーワンと組むことで世界で定置型蓄電システム事業を強化する。【パナソニック(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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